【香りのタイプ】ウッディー系
こんにちは!
小林浩大です。
今日は、温かみのある、優しい樹木の香りについてです!
ウッディー系(樹木系)
ウッディー系は、樹脂や枝、葉などから抽出された精油のグループです。
シダーウッド、ローズウッド、ユーカリ、サイプレス、ジュニパー、ティートリー、マートル、などがあります。
森の中をイメージさせるような、清々しい香りが特徴です。ユーカリのようにシャープな香りと、マツやヒノキのように包み込むような温かい香りがあり、リラックス効果は絶大です!
効能
入浴剤などにも使用される香りがあるウッディ系は、細菌から体を守ったり、体の機能や能力をアップさせ、炎症を抑えてくれるアロマが多いのが特徴です。
心:不安な気持ちをやわらげ、緊張をほぐして緩和させたいときはシダーウッド。心の緩みを引き締め、森林浴をしているような心の静けさを与えてくれるのはサイプレスです。
体:利尿作用や発汗作用に優れ、むくみを解消するほかデトックスの働きも期待できるのはジュニパーです。コアラが好きなユーカリは、喉の痛み、鼻詰まりのつらさを楽にしてくれるため、風邪や花粉症にオススメです。
肌:バラの香りに似ているローズウッドは、皮膚の成長を促す作用があるので、敏感肌や加齢肌、湿疹のケアなどにオススメです。強い殺菌力をもつティートリーは、浄化する力が強いので、皮膚の消毒、化膿止めに役立つほか、炎症を抑えます。
※アロマオイルは医薬品ではありません。効果・効能は全ての方に当てはまるものではありません。
(参考:本「アロマテラピー・レシピ」)
まとめ
心を落ち着かせ、デトックス作用のあるウッディー系は、アロマディフューザーやマッサージオイルとしての使用がオススメです。
家にいながら、森林浴を感じる事ができるので、在宅ワークが増えている今、重宝される香りなのではないでしょうか。
ぜひ、お試しください。
小林浩大
【香りのタイプ】ハーブ系
こんにちは!
小林浩大です。
今回紹介するのは、お料理の香り付けや、ドリンクなどに使用されている「ハーブ系」の香りについてお話しします。
ハーブ系
植物の花や葉から抽出されたのがハーブ系です。フローラル系のような甘さはほとんどなく、爽快感やスパイシーさを感じさせる香りを特徴とし、気持ちをスッキリさせたい時に活躍してくれます。
代表的な精油はタイム、バジル、ペパーミント、ローズマリー、クラリセージ、スイートマジョラム、ユーカリ、アンジェリカ、などがあります。
効能
スパイシーで清涼感のある香りが特徴で、集中力を高めたり、気持ちをリフレッシュさせてくれるものが多いです。呼吸器系に作用ししたり、殺菌作用、抗炎症作用がお肌トラブルにも効果を発揮します。また、虫除けとしても活躍します。
心:スーッとした爽快感のある香りが特徴のペパーミントは、眠気覚ましや集中力アップ、イライラした気持ちを鎮めたい時におすすめです。気分が少し落ち込んでいるな、という時には、ローズマリーが気持ちを明るくしてくれます。
体:花粉症や風邪にオススメなのが、鼻詰まりや喉のイガイガを解消してくれるペパーミントやバジル。スイートマジョラムやローズマリーは血液の循環をよくし、筋肉痛や頭痛を和らげてくれます。
肌:ペパーミントやバジルは、痒みを落ち着かせてくれたり、抗菌作用が肌の炎症を和らげてくれます。頭皮の皮脂分泌や髪のベタつきを抑えてくれるクラリセージは頭皮ケアにオススメです。
※アロマオイルは医薬品ではありません。効果・効能は全ての方に当てはまるものではありません。
(参考:本「アロマテラピー・レシピ」)
まとめ
爽快感がありスッキリとした香りで、更に虫除けや痒みを抑えてくるなんて、夏にぴったりな精油ですよね!
アロマスプレーにして、持ち歩いてみてはいかがでしょうか。
小林浩大
【香りのタイプ】柑橘系(シトラス系)
みなさん、こんにちは!
小林浩大です。
今回は、暑い夏にもオススメ、男女ともに人気な好印象を与える香り!
爽やかな「柑橘系」の香りについてお話しします。
柑橘系
柑橘系は果実をベースにした、爽やかで甘い香りなので誰にでも好まれる香りです。フレッシュでみずみずしく、気持ちをリフレッシュさせてくれます。
代表的な精油は、オレンジ・スイート、グレープフルーツ、ベルガモット、マンダリン、レモン、レモングラス、シトロネラ、ライム、ユズなどがあります。
効能
柑橘系の香りは、短時間で消える性質もあり、くせがないのが特徴です。
香りを使った事がないという人も気兼ねなく試せるのではないでしょうか。
興奮を鎮めたり、気分を明るくしてくれるので、リフレッシュに最適です。
心:「気分を明るくしたいとき」「リフレッシュしたいとき」「集中力を上げたいとき」「気持ちを奮い立たせたいとき」「不安を取り除きたいとき」などに効果を発揮してくれます。
気持ちをスッキリさせたいときにはオレンジ・スイートやグレープフルーツ、緊張や不安を落ち着かせたいときは、天然の抗うつ剤といわれているベルガモットがオススメです。集中力アップにはレモンの香りが良いとされています。
体:オレンジ・スイートやベルガモットの香りは食欲不振や消化器系のトラブルを改善して、だるさや疲れをとりパワーを与えてくれます。レモングラスは筋肉の疲労を和らげるので、肩こりや足の疲れ、筋肉痛に用いられます。
最近では、脂肪燃焼の作用が解明され、ダイエットをサポートしてくれる香りとして有名なグレープフルーツ。リンパの流れをよくし、利尿作用を高めたり、老廃物の排泄を促すため、セルライト解消としてもオススメです。
肌:柑橘系は光毒性があるので、肌に塗った後は紫外線に当たらないように注意が必要な精油です。肌や頭皮の脂っぽさを取り除いてくれるので、オイリー肌やニキビ肌の改善が期待できます。グレープフルーツやレモングラスは肌を引き締めてくれます。
※アロマオイルは医薬品ではありません。効果・効能は全ての方に当てはまるものではありません。
(参考:本「アロマテラピー・レシピ」)
まとめ
みんなに好まれる 爽やかな柑橘系の香りですが、特徴を知ると嬉しい効果がたくさんありましたね。
アロマスプレーやマッサージオイルにして、取り入れてみてはいかがでしょうか。
【香りのタイプ】フローラル系
みなさん、こんにちは!
小林浩大です。
今日はフローラル系についてお話しします。
以前、好印象を与える香りとしてもご紹介しました。
今回はより詳しく香りの特徴や、精油の主な効能、心・体・肌にもたらす作用をお伝えします。
フローラル系
主に花から抽出されたものが「フローラル系」に分類されます。
女性的で甘く強い香りが特徴的。フローラル系アロマオイルには、リラックス効果や精神の安定効果など、心を落ち着かせたいときに効果を発揮してくれるタイプのものが多いです。
代表的な精油は、ゼラニウム、ラベンダー、カモミール・ローマン、ネロリ、ラベンダー、ローズ、ジャスミン、ミモザなどがあります。
効能
フローラル系の香りは、長持ちする香りが多いので、広い用途で使われています。
香りで選ぶのはもちろん、100%ピュアな精油(エッセンシャルオイル)なら効果や効能も期待できます。心身の調子に合わせて、自分に合ったアロマオイルを選び、使いこなすのが理想的です。
心:「華やかな気分になりたいとき」「癒してほしいとき」「イライラした気持ちを落ち着かせたいとき」「心配や不安を和らげたいとき」など心の状態に応じても使うことができます。
緊張感を軽減させたいときにはミモザ、不安感が強く動揺しているときなどにはカモミール・ローマンを使うとよいでしょう。また心を満たし多幸感をもたらしてくれるローズやパルマローサもオススメです。
体:体にも嬉しい効果があります。ローズやゼラニウム、カモミール・ローマンの香りはホルモンバランスを整えるので、生理不順やPMSな、生理痛などの不調を和らげたり、筋肉痛や頭痛などの痛みを和らげてくれるものもあります。
ラベンダーやネロリ、といったアロマの香りはリラックス効果を高めてくれるので眠れない夜にもオススメです。
肌:美肌効果をもたらしてくれる精油が多いのも特徴です。ゼラニウムは皮脂のバランスを整えたり、ローズは肌のキメを整え、潤い、ハリを与え炎症を鎮めます。
【香りの種類】アロマは7つの香りに分けられる
みなさん、こんにちは!
小林浩大です。
前回、好印象を与える2タイプのアロマの香りをご紹介しましたが、 そもそもアロマってどんな香りがあるのか?という人や、生活の中にアロマを取り入れようと思ったとき、種類がたくさんあって悩む人も多いのではないでしょうか?
アロマの香りは200種類以上あると言われており、主に7つのタイプに分けられます。
種類や特徴を知るとことで、自分の好みや気分に合わせて使いたいものが見つかるので、アロマを選ぶのが楽しくなると思います。
■アロマの香り 7タイプ
1、フローラル系
植物の花から抽出した精油で、一部は葉や茎から抽出されるものもあります。ゼラニウム、ラベンダー、カモミール、ネロリ、ラベンダー、ローズ、ジャスミン、ミモザ、サクラなどがあります。
甘く華やかな、優しいフェミニンな香りで、女性らしい香りが特徴です。
2、柑橘系(シトラス系)
その名の通り、柑橘系の果実をベースにした香りです。オレンジ・スイート、グレープフルーツ、ベルガモット、マンダリン、レモン、レモングラス、シトロネラ、ライム、ユズなどがあります。
爽やかで甘い香りなので誰にでも好まれる香りです。フレッシュでみずみずしく、気持ちをリフレッシュさせてくれます。
3、ハーブ系(ハーバル系)
植物の花や葉から抽出された、爽やかでスッキリとした香りが特徴なのがハーブ系です。タイム、バジル、ペパーミント、ローズマリー、クラリセージ、スイート・マジョラム、フェンネル、アンジェリカ、レモンヴァーベナなどがあります。
呼吸器系に作用するものが多いのも特徴です。
4、ウッディー系(樹木系)
樹脂や枝、葉などから抽出された精油のグループです。シダーウッド、ローズウッド、ユーカリ、サイプレス、ジュニパー、ティートリー、マートル、などがあります。
森の中をイメージさせるような、清々しい香りが特徴です。ユーカリのようにシャープな香りと、マツやヒノキのように包み込むような温かい香りがあり、リラックス効果は絶大です!
5、スパイス系
料理に使われる香辛料から抽出したの香りがスパイス系です。クローブ、シナモン、ジンジャー、ブラックペッパー、コリアンダー、カルダモンなどがあります。
スパイシーで、パンチがあるのが特徴です。シナモンやブラックペッパーなどの馴染みのある植物から抽出をしている精油のグループなのでイメージもしやすいのではないでしょうか。
6、樹脂系(バルサム系)
木の樹脂から取れる香りは樹脂系と呼ばれます。代表的な精油は、フランキンセンス(オリバナム、乳香)、ベンゾイン(安息香)、ミルラ(マー、没薬)などがあります。古代エジプトの儀式や、イエス・キリスト誕生の際に捧げられたと言われる有名な精油のあるグループです。
奥ゆかしく甘い独特の香りです。フランキンセンスは甘くウッディな香り、ベンゾインは甘いバニラの香り、ミルラはエキゾチックとそれぞれが個性的な香りです。
7、エキゾチック系(オリエンタル系)
東南アジアや中東の植物から抽出された精油です。イランイラン、サンダルウッド、パチュリ、ベチバー、ロータス、パルマローザ、マヌカなどがあります。
異国情緒あふれる、深みのある濃厚な香りが特徴で、長続きしやすいものが多いです。個性的な香りなので、ブレンドして使用するのがオススメです。
今回は香りの種類と特徴についてお話ししました。
気になる香りは見つかりましたか?
初めて知ったという香りもあるのではないでしょうか。
次回からは、香りのタイプごとにオススメの使用方法や、より詳しく香りの効果や特徴を紹介します。
小林浩大
【香りが与える印象】好印象な香り2タイプ
こんにちは!
小林浩大です。
前回は香りが与える印象についてお話ししました。
香りで第一印象が決まるのであれば、香り選びは重要です。
皆さんは香りを選ぶ時、どんな基準で選んでいますか?
自分の好きな香りで選ぶ人や、こんな印象を持たれたい!というイメージを意識して選んだり、好きな人が使ってるから…などいろいろあると思います。
今回は、好印象を与える代表的な2つのタイプの香りを紹介します。
■好印象を与えるアロマ2タイプ
今回紹介する2タイプの香りは、香りの種類の中でも人気で印象の良いとされる香りです。
タイプの中でも更に香りはたくさんあるので、自分の好みの香りを使ってみてください。
まず一つ目は、「柑橘系」の香りです。
この香りは老若男女問わず万人受けします。
レモン、オレンジ、グレープフルーツ、マンダリン、ベルガモット、ゆずなどが分類され、スッキリとした爽やかな香りが特徴です。
二つ目は、「フローラル」の香りです。
いわゆるお花の香りで、上品さや優雅さをイメージさせる香りですが、女性だけでなく、男性にも人気の香りです。
ローズ、ラベンダー、ゼラニウム、ジャスミン、ネロリ、イランイラン、などが分類されます。
この2つのタイプの香りを単体で使うもよし、ブレンドしてお好みの香りにして使用するのもオススメです。
■手作りアロマ香水
小さな小瓶などに入れて持ち運ぶことができるので、香りを香らせたいときに使用できる香水の作り方を紹介します。
■材料
・無水エタノール10ml(ネットやドラッグストアで購入できます)
「無水エタノールについて https://www.musui-ethanol.net」
・お好みの香りのエッセンシャルオイル(合計で25滴)
■作り方
無水エタノール10mlをガラスビーカー等の容器に入れ、そこにエッセンシャルオイルを1滴ずつかき混ぜながら入れていきます。
■使用方法
アロマ香水は、人工の香りに比べ、優しく柔らかく香るので、香らせたい直前に使用するのがベスト!
使用部位については、手首の内側、耳の後ろ、足首や服を着る前の肌など紫外線の当たらないところにつけます。時間ごとや体温で香りの印象も変わってくるので、香りを楽しんでみてください。
※肌に合わない場合は、使用をやめるか、肌には直接つけないようにしましょう。
みなさんも香りをうまく利用して、
好印象を与える香りをまとってみてはいかがでしょうか。
【香りが与える印象】第一印象は香りで変わる?
こんにちは!
株式会社インテンション・メソッド
代表の小林浩大です。
突然ですが、人の第一印象は何で決まるかご存知でしょうか?
一般的に、メラビアンの法則というコミュニケーションをとる際に、どんな情報に基づいて印象が伝わるのかを表した法則があります。
第一印象では『見た目』が重要とされています。出会って数秒でその人の印象が決まるので、身だしなみに身なりを整えるのは必須です。
しかしどれだけ美しく、カッコよく見えたとしても、匂いがNGなら、これは相当なイメージダウンです。
実は、香りは見たものや聞こえてくる情報よりも速く、脳に情報を伝え、本能や感情に作用し、瞬時にその人を評価しています。
…そう考えると、香りって大事ですよね!
そこで、今回は【香りが与える印象】と【使用方法のオススメ】についてお話しします。
【香りが与える印象】
香りは人への興味関心を高めます。なおかつ、香りと人物のイメージが一致しているほど強まります。
例えば、甘過ぎずナチュラルで、上品なバラの香りからは、落ち着いた大人の女性をイメージさせます。柑橘系のスッキリと爽やかな香りは、清潔感があり、明るく元気なイメージを与えます。
選ぶポイントは、「相手に好印象であるか」「自分の雰囲気と合っているか」です。
特徴的な香りは、個性が強いイメージで好き嫌いが分かれやすいです。
【使用方法のオススメ】
そして重要なのが使用方法です。強く香っても不快な印象を与える場合があります。また香らなすぎても意味がありません。ポイントは「ふわっ♪」と香るです!
男性はハンカチや名刺に、女性はインナーや下着につけると自然です。
ただし、アロマオイルは色がつくのでつける場所や量には注意が必要です。
香水やアロマスプレーであれば、手首や服を着る前の肌につけることで、時間が経つにつれ体温によって香りが変化し香ります。
また、お食事がある場での香りはあまり好ましくありませんが、足首や靴下につけると顔から離れているので、より ほのかに、自然に香ります。
※アロマオイルを肌に直接つける事は、刺激が強すぎるためオススメしません。
このように、
香りは人の印象を左右します。
一体どんな香りであれば好印象なのか気になりますよね?
次回は、好印象を与える香りについてお話しします。
小林浩大