【香りのタイプ】樹脂系(バルサム系)

こんにちは!
小林浩大です。

 

 

今日は、濃厚で落ち着きのある樹脂系の香りについてご紹介します。 

樹脂系(バルサム系)

香木の樹脂・木部から抽出される、独特な木の香りが特徴です。

代表的な精油は、フランキンセンス(オリバナム、乳香)、ベンゾイン(安息香)、ミルラ(マー、没薬)などがあります。古代エジプトの儀式や、イエス・キリスト誕生の際に捧げられたと言われる有名な精油のあるグループです。

 

myrrh(コミフォラ・ミルハ)、芳香性樹脂。ゴム樹脂。
 
効能
粘度が高くて保湿効果が高いので、化粧品やハンドクリームによく使用されます。 香りの持続性が高いベースノート(2時間〜12時間ほど持続)の香りが多いので、少量でも長く香りが楽しめます。炎症を鎮める作用もあります。
 
:ミイラ作りの防腐剤として使用されていたミルラは、気力のなえた心を明るく元気にします。また、精神を落ち着けることから瞑想の時にも使われます。
 
:呼吸器系のトラブルには、ベンゾイン。鎮静と去痰作用があるので、気管支炎や喘息に効果的です。せき、喉の腫れ、声のかすれにも良いです。
 
:シワなどをケアする「若返りの精油」としても知られるフランキンセンスは、肌を活性化させシワ、たるみで悩む加齢肌を改善する事が知られています。

※アロマオイルは医薬品ではありません。効果・効能は全ての方に当てはまるものではありません。

(参考:本「アロマテラピー・レシピ」)

 

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まとめ
樹脂系は、古代エジプト時代から使用され、人々の心を癒し今もなお、人気な香りです。
少量で長く香りが楽しめることから、アロマオイルを節約しつつ香りを楽しみたい方や、広範囲にアロマディフューザーで拡散したいときにも適したタイプです。
ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。

 
 
小林浩大